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製品紹介

社内環境

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停電対策

TIME BOOTシリーズ (RSC-MT4H、RSC-MT8F、RSC-MT8FP)
サーバーの電源をスケジュール管理することでUPSの負担を解消
サーバールームにUPSを導入している場合

多くのサーバールームには、停電対策としてUPSが導入されています。通常、UPSは瞬停など短時間の電源断に対処することを目的としているため、長時間の停電が発生した場合は、出力を保持できません。そのため、一定時間停電が続くとUPSは、サーバーにシャットダウン信号を送り、自らもシャットダウンを行います。停電が頻発するとUPSに負荷がかかり、バッテリーの充電不足や劣化の問題が生じかねません。

停電対策zoom

スケジューラー(左図ではRSC-MT8F)の電源はUPSから取り、サーバーなどの電源はスケジューラーから取ります。これにより、UPSによる瞬停保障を確保した状態で、各サーバーの電源をスケジューラーで管理することができます。あらかじめ停電の計画が分かっている場合は、スケジューラーに停電の時間帯を設定しておくことで、停電前にシャットダウンスクリプトによりOSを終了し電源もOFFし、復旧後は、電源の供給と共にMAGICパケット(WOL)により、サーバーを起動させることができます。予期しない停電が発生した場合は、UPSからシリアル信号により停電情報を受け取り、同様の方法でOSを終了させ、復旧時には起動を行えます。ネットワークがある場合は、PING監視を利用したルータの死活監視や、管理PCからの遠隔制御、スケジュール変更も可能になります。

導入効果

スケジューラーによる電源制御が加わることで、UPSへの負担を軽減すると共に、従来、1台のサーバーにしか利用できなかったUPSが、複数のサーバーに対してシャットダウンを実施できるようになるため、活用範囲が広がります。また、アウトレット毎の起動時間を調整することで、システムを安定的に起動させる助けにもなります。不要な時間帯には、サーバーの電源を積極的に切断することで、節電効果も期待できます。

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