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よくある質問

運用方法

お客様から良く尋ねられる質問を紹介しています。なお各機種の機能については2014年3月時点での最新バージョンでのご利用を前提に記しています。

[仕様]LANケーブルはストレートケーブルが必要ですか?クロスケーブルが必要ですか?
弊社製品は、Auto MDI/MDI-X に対応しておりません。
機器仕様としては、MDI です。その為、Auto MDI/MDI-X非対応のMDI機器と直接接続を行う場合には、クロスケーブルが必要となります。
[仕様]通信で電源制御を行う場合に注意すべき点がありますか?
電源を制御する際に生じる電気的なノイズにより、一時的にリンクがダウンすることがあります。1秒ほどでリンクアップしますが、その間、通信が途絶えてしまいます。
通常、通信の再送機能によりコマンドは実行されますが、連続した制御の場合、相応しい間隔をあけるとか、ON遅延やOFF遅延時間を利用することも安定的な制御を行う上で助けになります。
[仕様]付属品とオプションについて教えてください。
機能比較一覧表をご覧下さい。
全製品機能仕様一覧表
[仕様]電源ケーブル類の長さを教えてください。
[仕様]電源ケーブル類の長さを教えてください。zoom
付属及びオプション品についてはこちらの一覧表をご覧下さい。
 ※予告なく仕様を変更する可能性がございます。
[仕様]ログを取得できますか。
リブーターの場合
最大1000件まで記録できます。記録するイベントの種類は選択できます。ログの取得方法は、LANやシリアルからのコマンドによる方法と、メールによる自動送信があります。なお本体内のログは、本体電源がOFFした時とCPUリセットが実行されると消えます。
スケジューラーの場合
最大1000件まで記録できます。記録するイベントの種類は選択できます。ログの取得方法は、LANやシリアルからのコマンドによる方法と、シスログ送信、また、メールによる自動送信があります。本体内のログは、本体電源がOFFした時やCPUリセットを実行しても消えません。
[仕様]ログには何が記録されますか?
以下のイベントがログに残ります。
機能の無いイベントのログは残りません。

PING送信 監視IPアドレスへICMPを送信
PING無応答 監視IPアドレスからの応答なし
PING監視結果 監視IPアドレスのPING監視結果
電源制御 電源を制御するコマンド実行
電源障害 UPSから電源障害信号受信
メール不正アクセス 正規のメールコマンド以外のメール受信
メールログイン・アウト メールコマンドによるログイン・ログアウト
WEB接続 WEBによる接続
WEBログイン・アウト WEBによるログイン・ログアウト
TELNET接続・切断 TELNETによる接続・切断監視
TELNETログイン・アウト TELNETによるログイン・ログアウト
MODEM接続・切断 MODEMによる接続・切断
MODEMログイン・アウト MODEMによるログイン・ログアウト
変数変更 変数値の変更
温度状態 温度状態の変化
シリアルログイン・ログアウト接続ID シリアルによるログイン・ログアウト
NTPアクセス NTPサーバーによる時刻補正
スクリプト実行/失敗 スクリプト通信の結果
接点入力状態変化 接点入力状態の変化
接点出力状態変化 接点出力状態の変化
手動スイッチ押下 手動スイッチの押下
[仕様]RPCシリーズでイベントログに日時を表示したいです。
RPCシリーズにおいてはデフォルト設定のままではイベントログに日時が表示されません。起動後の積算秒数が表示されます。
(RSCシリーズやPOSEは内部時計を有しているため、デフォルトの状態で日時が表示されます。ただ、正確な日時にするため下記手順によって時刻同期をすることをお勧めします。)

イベントログに日時表示をする方法について以下2通りの方法があります。
(なお、時刻同期するまでに記録したログに関しては
 積算時間での表記のままになりますのでその点ご了承ください。)


【方法1】NTPサーバーを設定して、定期的に自動時刻取得させる
RPC-M2CS・M5CS(そしてPOSE)の場合、
「通信設定」の「ネットワーク設定」にて「NTPサーバー」を設定し「適用」します。
  (NTPサーバーにはIPアドレス、ネームアドレスが指定できます。
   ネームアドレスの場合は、ネーム解決できるようネットワーク設定をしてください。)
デフォルトでは、60分に1回同期します。(「NTP更新間隔」項目にて設定)

その他の機種では
「システム設定」→「時刻設定」の「NTP設定」にて上記の設定を行えます。


【方法2】設定/制御用のPC時刻に手動同期させる
RPC-M2CS・M5CS(そしてPOSE)の場合、
「基本設定」の「総合管理設定」から「時刻設定」画面に移り、
「適用」ボタンを押下することでPCの時間を利用して時刻同期を行います。
  (その他の機種は「システム設定」→「時刻設定」の「時刻設定項目」にて)
 注意:RPCシリーズは停電などで本体電源がOFFになると時刻情報が消えてしまいます。
    そのため、方法2の場合、停電後に改めて手動同期していただく必要があります。
    (方法1であれば、自動で時刻同期できます。)
[仕様]PoEリブーターは、どのPoEスイッチに対応していますか?
PoEリブーターは、Telnet通信により、PoEスイッチのポート制御を行います。その為、外部からのTelnet通信を受け、ポート制御を行う事が出来る、インテリジェントタイプのPoEスイッチが対象です。現在対応しているPoEスイッチは、下記一覧表でご確認頂けます。

対応インテリジェントPoEスイッチ一覧表
[電制]AC200V機器の制御をすることは可能でしょうか?
現時点、AC200V制御可能な製品はありません。
AC200V機器を制御する場合ですと、弊社製品と電磁接触器と組み合わせて利用しておられるケースがあります。
活用事例をご参照ください。
AC100Vを活用
接点出力を活用
[安全]最大容量以内であれば、たこ足配線をしてアウトレット(ACコンセント)に接続しても良いですか?
電源用テーブルタップなどを使ってたこ足配線をした状態で、機器のアウトレット(ACコンセント)に接続しないでください。
  リレー接点にダメージを与える可能性があります。また火災や故障、内部ヒューズ切れ等の原因となります。
[接点]接点出力を使用する上で注意する点は何ですか?
リレー方式の無電圧接点(ドライ接点)になります。
接続する機器の仕様に合わせて外部電源を用意してください。
出力接点接続図を参考に外部電源等使用して回路を構成してください。
なお、ヒューズ等の短絡保護回路は内蔵されていません。
必要な場合は外部電源側にヒューズやサーキットプロテクタ等を
入れて短絡保護してください。
なお、ソレノイドロック等を接続することも可能ですが、
使用するソレノイドの逆起電圧吸収するための保護回路を設けることを推奨します。
出力接点で接続できる外部電源は、機種により異なります。
POSE SE10-8A7B1
    電圧はDC 24VおよびAC 24V以下。
    電流はDC 1AおよびAC±0.5A以下。
TIME BOOT mini RSC-MT4HS、TIME BOOT RSC-MT8FS
    電圧はDC 30V以下。
    電流はDC 1A以下。
※仕様を厳守してください。内部回路の故障に繋がります。電磁開閉器等が接続される場合,コイルサージにより内部回路が破損される可能性がありますのでご注意ください。【POSE[SE10-8A7B1]と接続するケース】

【各機種 出力接点接続図】
TIME BOOT mini RSC-MT4HS
TIME BOOT RSC-MT8FS
POSE SE10-8A7B1
[接点]接点入力を使用する上で注意する点は何ですか?
内部12V(10mA)を使用しているので基本的には無電圧接点出力で回路を構成してください。
※外部電源を使用して電圧を印加した場合、内部回路の故障に繋がります。
※フォトカプラやセンサーを使う場合、また外部電源を使用する場合については、接続図を参照の上、仕様の範囲でご利用ください。

【各機種 入力接点接続図】
サイネージリブーター RPC-M4HSi 
TIME BOOT mini RSC-MT4HS
TIME BOOT RSC-MT8FS
POSE SE10-8A7B1
BEADS SE10-B1

以下製品は該当シリアルNoから内部でSG (信号グランド)とFG (フレームグランド)が接続されております。
対象製品をご利用の場合はこちらの入力接点接続図をご参照ください。

サイネージリブーター RPC-M4HSi No.3W-0143~
TIME BOOT mini RSC-MT4HS   No.3Q-1351~
TIME BOOT RSC-MT8FS     No.3U-0393~
BEADS SE10-B1          No.3E-0214~
[設定]基本的な設定はどのように行いますか?
WEBブラウザにより設定できます。またTELNETなどによりコマンドから設定することも可能です。
リブーターおよびスケジューラーのように遠隔電源制御が可能な製品は、工場出荷状態で電源制御機能は無効になっていますので、メンテナンスモードで電源制御機能を有効にする必要があります。
ディップスイッチ3をON(下)にして、CPUリセットボタンを押下するとメンテナンスモードになります。IPアドレスは「192.168.10.1」固定となります。WEBブラウザから接続して、電源制御機能を有効にします。
その後、ネットワークに関する基本的な設定を行うことができます。(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなど)ディップスイッチ3をOFFに戻した後、CPUリセットボタンを押下して運用モードにします。
設定したネットワークの設定に従って、WEBブラウザで接続すると各種設定を行うことができます。運用状態で利用中は、RPCサーチを利用することで現在のIPアドレスを確認することもできます。
[設定]設定をファイルに保存したり、ファイルから読み込んだりできますか?
WATCH BOOTシリーズはスケジュールを含めて全て保存読出し可、TIME BOOTシリーズはスケジュールのみ別ファイルになりますが、こちらも全て保存読出し可能です。
[設定]設定を複数の機器にまとめて行えますか?
RPC-EYE V4 PROを利用すれば可能です。
RPC-EYE V4 RPOは、複数のリブーターやスケジューラーにTELNETで順次接続し、コマンドを送信することができます。また、グループを作成して、グループごとにコマンドを送信することも可能です。特定のグループに同じ設定を行いたい場合や、同じ制御を行いたい場合に便利です。ただし、TIME BOOTシリーズに対して、スケジュール情報をコマンドで送信することはできません。現在、TIME BOOTシリーズのスケジュール設定はブラウザから行うことが必要です。
[設定]設定内容は停電で消えてしまいますか?
各種設定内容は電源が切れても消えません。ただしリブーターの場合、ログと時刻情報は消えます。スケジューラーの場合はログも時刻も消えません。
[設定]メールによる制御をするための設定を教えてください。
メールを利用した制御が可能です。あらかじめ設定したメール用のIDを送信メールの1行目に、パスワードを2行目に書き込み、3行目以降にコマンドを書き込みます。
[設置]設置方法を教えてください。
[設置]設置方法を教えてください。zoom
こちらの一覧表をご覧下さい。
(画像で文字が確認しづらい場合は,こちらからご確認ください)
[管理]複数の製品の状態を一覧で確認できますか?
Q.[管理]ネットワーク稼動監視とは何ですか? をご参照ください。(こちらをクリック)
[問題]ログイン画面(IDとパスワードの入力画面)が表示されない
EdgeHTMLベースのEdgeでは,ログイン画面(IDとパスワードの入力画面)が表示されず,ログインできないというケースがありました。この場合,IDとパスワードの認証画面がブラウザ画面の背景に表示されていることがあります。(なお,現在のChromiumベースのEdgeではこの現象は起きません。)画面に表示されているブラウザ等を最小化してみるか,他のブラウザーでお試しいただくことをお勧めします。
(弊社で確認済みのブラウザーはこちらからご確認ください。)
[問題]パスワードを忘れてしまった場合はどうすればよいですか?
ブラウザのパスワードを忘れた場合は,Telnet,SSH(OPEN SSH Ver5.1.p.1),またはシリアル通信から「?uPassword1a」と入力し確認することができます。

Telnet,シリアル通信でのログインID,パスワードは共通です。(Admin権限,Supervisor権限の2セットあり) 忘れた場合は初期化する以外に方法がありません。
Telnet,シリアル通信のパスワードは,Telnet通信にてログインしコマンドで変更(※)します。セキュリティ上,必ず変更されることをお勧めいたします。

SSH通信対応機種にて,SSH通信でのログインID,パスワードを変更する場合,ブラウザ画面にて変更(※)する方法,Telnetやシリアル通信にて変数にて変更(※)する方法があります。セキュリティ上,必ず変更されることをお勧めいたします。

上記の※部分の具体的な方法はこちらをご参照ください。

なおパスワードの管理には十分ご注意ください。
[問題]異常時の切り分け方法を教えてください。
[問題]異常時の切り分け方法を教えてください。zoom
表をご覧ください。

また、現時点で弊社が把握している各機種の不具合を こちら でお知らせしております。
[問題・電源管理クラウド365]電源管理クラウド365画面上で電源制御を実行しようとしたときに「リブーターが下記の実行結果を返しました Command failed.Select the appropriate mode」と表示され制御できませんでした。
このエラーメッセージは,リブーター側の電源制御方式が「排他制御方式」設定になったままで,電源管理クラウド365にて電源制御を行おうとしたときに表示されるものです。

電源管理クラウド365にてクラウドのWeb画面から電源制御を行うには電源制御方式を「ガードタイム方式」設定にする必要があります。(実運用にふさわしいガードタイムを設定してください。)

電源制御方式の切替は(電源管理クラウド365対応ファームウェアにて)「ネットワーク設定」-「サーバー連携」画面から行うことができます。(「システム設定」-「セキュリティ」からでも可能です。)
[設置]リブーター・スケジューラー等、屋外に設置することは可能ですか?
防塵、防水対策等を施したボックスの中に組込み、詳細取扱説明書記載の注意事項、
仕様書記載の使用環境情報の正しいご利用範囲内であれば屋外に設置することは可能です。
[問題]ログインができず、エラーメッセージ「Authorized user already exists.」が表示される。
現在の電気用品安全法の解釈に従い、ログイン方式の場合、排他制御を実施しています。
そのため、電源制御権限(Admin及び、Control権限)をご利用の場合、同時には複数の
アカウントでログインすることはできません。1つのアカウントのみログイン可能となります。
別アカウントでログインされる場合は、ログイン中アカウントをログアウト後に有効になります。

なお「Supervisor権限」でアクセスして頂き、CPURESETを行うことで強制ログアウトさせることは可能です。
※WATCHBOOTシリーズは、CPURESETを行うとログが消去されますのでご注意ください。
[仕様]電源制御権限について教えてください。
電源制御を行える権限は、Admin及び、Control権限になります。
現在の電気用品安全法の解釈に従い、ログイン方式の場合、排他制御を実施しています。
そのため、電源制御権限(Admin及び、Control権限)をご利用の場合、同時には複数の
アカウントでログインすることはできません。1つのアカウントのみログイン可能となります。
別アカウントでログインされる場合は、ログイン中アカウントをログアウト後に有効になります。

なお「Supervisor権限」でアクセスして頂き、CPURESETを行うことで強制ログアウトさせることは可能です。
※WATCHBOOTシリーズは、CPURESETを行うとログが消去されますのでご注意ください。
[コスト]機器の購入以外に、ソフトウェアやサービスを受けるためのコストは必要ですか?
不要です。機器を制御するためにソフトウェアを別途購入する必要はありません。
WEBブラウザやTELNET通信、E-mail通信などを利用して制御することができます。
なお、複数のリブーターを常時監視して一元管理したい場合には、別売の管理ソフト
「RPC EYE V4」「RPC EYE V4 PRO版」をご利用いただくことが可能です。
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