電源管理クラウド365とは | 保守パック購入で無料のクラウドサービス

電源管理にこんな課題を感じていませんか?

電源管理クラウド365とは | 保守パック購入で無料のクラウドサービス

現代ではあらゆる事業において、PCやサーバーのようなオフィスで使われる機器から、デジタルサイネージ・IPカメラのように社外の拠点にも置くものまで、電子機器が欠かせません。自社で使ったりクライアントに貸し出したりする機器について、電源管理の課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか?

次のような問題を感じているなら、効率的で効果が大きい対策を考えるタイミングです。

SDGsへの対策が進んでいない…

各国がSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて動く中、企業同士の取引や仕事選びでも、SDGsへどれだけ取り組んでいるかが重要視されるようになっています。

節電を通じてSGDs(目標7、目標13※)達成への動きを促進して企業イメージを向上できれば、取引先への印象を良くしたり新たな人材を確保できたりといったメリットを享受できます。

電源管理が適切でないと、使っていない機器が無駄な電力を消費してしまいます。SDGsの達成に向けて動くためには、企業として事業で使っている機器の電源管理を最適化する必要があるでしょう。

※目標7は「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」、目標13は「気候変動に具体的な対策を」。

出典:SDGs17の目標 | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)
出典:カーボンニュートラルとは - 脱炭素ポータル|環境省

コストがかかる…

機器の電源を完全にオフにしていない状態でかかる待機電力は、決して無視できるものではありません。電気使用量に無駄が多ければ、コスト面でも少なからず負担になっているでしょう。

電源を入れっぱなしにしていることで、機器に熱がたまって故障しやすくなる可能性があることもコスト面での懸念点です。機器を買い換える頻度が上がれば、長期的に見ても費用がかさんでしまいます。

その都度手動で電源を切れば電気代を削減できますが、クライアントや遠隔地の拠点の管理者に操作を任せているような場合、実際に機器に触れる人の意識によっては難しいケースがあるでしょう。

運用管理の負担が大きい…

SDGsへの対策やコスト削減の重要性は分かっていても、実際に人の手だけに頼って電源管理を徹底するのは簡単ではありません。例えば何台ものデジタルサイネージを使っている場合、全てのサイネージの電源を切るだけでも手間がかかります。

遠隔地にあるIPカメラの電源管理をする場合も、運用管理の負担が大きいケース。その都度現地まで足を運んで電源を切ったり入れたりするのが難しく、電源を入れっぱなしにしている状況が考えられます。

コンピューターやネットワークといったシステムの運用・保守・監視を提供するマネージドサービスプロバイダー(MSP)であれば、クライアントに貸し出している機器の電源管理に手間がかかると、その分だけ利益が減ってしまいます。

電源管理にはリブーターと電源管理クラウド365

デジタルサイネージやIPカメラのような機器には、SDGs達成に取り組むためにもコスト面の課題を解決するためにも、適切な電源管理が必要です。とはいえ手動で電源管理を徹底するとなると、管理する人の負担が大きくなります。

そんな悩みを解決するのが、明京電機の電源制御装置「リブーター」と、クラウド型の電源管理システム「電源管理クラウド365」。この2つを活用すれば、必要なタイミングで簡単に電源をON/OFFできる環境が整います。

明京のリブーターで電源管理とフリーズ対策に対応!

明京電機のリブーターは、ネットワーク経由でPCやルーター・ハブのようなOA機器からデジタルサイネージ・IPカメラまで、幅広い機器の電源を自動でON/OFFできる装置です。

死活監視によって監視対象の機器の状態を判別し、フリーズしてしまったときに自動で電源OFF/再起動(リブート)します。デジタルサイネージに特化したサイネージリブーターや、年間スケジュール運転に対応したスケジューラーも用意。

2023年9月には、よりセキュアな通信で大切な情報の漏えいリスクを低減できる「新シリーズ REBOOTER」も登場しました。明京電機のリブーターは、企業の電源管理の「困った」に向き合い続けています。

明京製品のラインナップ

明京電機では、さまざまなシーンの電源制御に活用できるよう、豊富な機種を用意しています。

<リブーター(新シリーズを含む)の例>

PoE BOOT nino PoE8M2(2アウトレット)
PoEハブのポート単位で死活監視、自動リブートができる小型リブーター。ルーター・PoEハブを監視しつつ、PoEハブの各ポートに接続されたアクセスポイントやIPカメラなどの監視が可能
サイネージリブーター RPC-M4HSi
サイネージの保守に特化しており、緊急メンテナンスには手元のスイッチ操作でSTBやディスプレイの再起動が可能なリブーター
REBOOTER RPC-5NCSi
「新シリーズ REBOOTER」の標準機種。「SSHクライアント/サーバー機能」「SSL/TLSメール送受信」「SNMPv3」対応で通信内容を暗号化し、従来機器の機能を実行できるリブーター
REBOOTER RPC-2NCPoE(2アウトレット)
ルーターやWebカメラなどの通信機器の監視に最適な小型リブーター。「SSHクライアント/サーバー機能」「SSL/TLSメール送受信」「SNMPv3」対応。

<スケジューラー>

TIME BOOT mini RSC-MT4HS(4アウトレット)
年間スケジュール運転が可能なスケジューラー(リブーターのスケジュール設定は20個まで)
TIME BOOT RSC-MT8FS(8アウトレット)
監視センターでのPC・サーバーの保守に最適な、スケジューラーの上位モデル

リブーターやスケジューラーの他、温度センサーやケーブルのようなオプション製品も取り扱っています。

リブーターを導入するには?

リブーターは言ってみれば、高性能な電源タップのようなもの。

設置は次の3ステップで簡単に終わります(「REBOOTER RPC-5NCSi」の場合)。
単相100VAC/15A以上のコンセントにリブーターの電源プラグを直接差し込めて、電源を制御したい機器の電源プラグをリブーター本体の背面に差し込める場所に置く
リブーター本体の前面にあるLAN用コネクタにLANケーブルを接続する
リブーター本体の電源コードをコンセントに接続する

設置が終わったら、初期設定や電源のOFF/再起動(リブート)に関する設定に進みます。ネットワーク機器の操作や設定に慣れていない場合は、明京でサポートしますので、ご安心ください。

リブーターの機能別一覧表を見る

遠隔地の機器も電源管理クラウド365で一括管理!

電源管理クラウド365の使用イメージ

リブーターの機能に魅力は感じても、「複数台の管理や遠隔での運用が面倒になりそう…」という場合には、複数のリブーターとその監視対象の機器を一括管理・制御するクラウド型システム「電源管理クラウド365」がおすすめ。

年間6,000円(税抜)で、管理したい機器の状態やネットワーク状態を見える化、スマホからでも遠隔制御ができるようになり、運用・管理の手間が一気に減ります。

電源管理クラウド365で何ができる?

電源管理クラウド365で定期的な電源管理に役立つのが、「スケジュール電源制御」の機能です。施設・店舗の営業時間や機器が稼働しているべき時間などの定時に合わせて電源をON/OFFしたり、一定期間ごとに再起動(リブート)をかけたりといった制御ができます。

アウトレット単位の「グループ制御」機能を使えば、稼働させたい時間帯が同じ機器だけを同時刻に電源ON/OFFするような管理も簡単。

監視対象の機器との通信が途絶したり異常が検知されたりした場合は、ダッシュボード画面で赤色や黄色に表示される他、アカウント登録済みのメールアドレス宛てに通知する機能も用意しています。

電源管理クラウド365の導入方法

電源管理クラウド365は、明京のリブーターとセットで使うために開発されたクラウドシステムです。電源管理クラウド365を使うためには、目的に合わせたリブーターを導入することになります。

リブーター導入後、電源管理クラウド365を導入する流れは次の通りです。
代理店を通して明京電機に注文。
保守パックの証明書が送付される。(単体年間パック購入やキャンペーンなどでは電子的送付)
記載された登録フォームURLにアクセスする。
代表者管理IDメールアドレスなどの情報を登録する。
明京電機から「ライセンス証明書」「契約管理表」をPDFにて送付される。

契約管理表の情報に基づいてログインすると、電源管理クラウド365を使えるようになります。管理者を複数人にすることも可能です。

保守パックの購入で電源管理クラウド365が無料に

電源管理クラウド365は通常6,000円(年間/税抜)ですが、明京電機の製品と同時に「保守パック」を購入いただいた場合は無料になります。

保守パックはWATCH BOOTシリーズ・REBOOTERシリーズ・TIME BOOTシリーズでそれぞれ、3〜6年まで用意しています。万が一故障があったときに代替機を送付する、頼れるサービスです。リブーターの故障によるダウンタイムが心配な場合は、ぜひ併せてご検討ください。

電源管理クラウド365の詳しい機能を見る

リブーター・電源管理クラウド365の活用例

ビジネスにおける電源管理の課題は、明京電機のリブーターと電源管理クラウド365をうまく組み合わせることで解決します。具体的な活用シーンについて、課題・解決策・効果を挙げて紹介しましょう。

店舗のデジタルサイネージ

<課題>
店舗の営業時間外もサイネージが稼働し、電気を無駄に使っている
サイネージがフリーズし、情報表示が止まってしまうことがある
サイネージの電源を個別に操作するのが面倒
<解決策>
リブーターで店舗の営業時間に合わせてサイネージの電源を自動でON/OFF
リブーターの死活監視機能でサイネージのフリーズを検知し、自動でリブート
電源管理クラウド365で複数台のサイネージを一括で管理
<効果>
消費電力量の多いサイネージの電源管理を最適化することで電気使用量を大幅に削減
トラブルが迅速に解決でき、ダウンタイムや復旧にかかるコストが縮小
サイネージの保守・管理にかかる手間と時間的コストを削減

無人拠点

<課題>
無人拠点にある監視カメラやネットワーク機器の電源を遠隔操作できない
機器の故障発生時に、現地に駆けつける必要がある
機器の稼働状況をリアルタイムで把握できない
<解決策>
リブーターで遠隔地から機器の電源を操作
電源管理クラウド365で複数台の機器を一括で管理
リブーターの死活監視機能で機器の故障を検知し、自動でリブート
電源管理クラウド365のダッシュボードで機器の稼働状況をリアルタイムに把握
<効果>
機器の管理効率を大幅に向上
トラブル発生時の対応時間を短縮
無人拠点の運用コストを削減

工場設備

<課題>
週末や休日に稼働していない設備の電源を切り忘れることが多く、無駄な電気使用量が発生している
設備の故障発生時に、遠隔で電源操作できない
設備の稼働状況をリアルタイムで把握できない
<解決策>
リブーターで休日など稼働していない時間帯に設備の電源を自動でOFF
電源管理クラウド365で複数台の設備を一括で管理
リブーターのリモートアクセス機能で遠隔地から設備の電源を操作
電源管理クラウド365のダッシュボードで 設備の稼働状況をリアルタイムに把握
<効果>
無駄な電気代を削減
設備の稼働率を最適化
設備のトラブルを迅速に解決

オフィス環境

<課題>
従業員が帰宅時にPCの電源を切り忘れることが多く、待機電力が無駄にかかっている
セキュリティ対策のため、帰宅時にPCを完全にシャットダウンしたい
リモートワークにおけるPCのトラブル発生時に、遠隔で電源操作できない
<解決策>
リブーターで従業員の退勤時間に合わせてPCの電源を自動でOFFに
リブーターのリモートアクセス機能で遠隔地からPCの電源を操作
電源管理クラウド365複数台のPCを一括で管理
<効果>
無駄な電気使用量を削減
就業時間外のセキュリティリスクを低減
リモートワークでもPCのトラブルを迅速に解決

リブーターや電源管理クラウド365に関するFAQ

電源制御に活用できる装置やシステムを初めて導入する場合、どうすればよいか悩むこともあるかもしれません。リブーターや電源管理クラウド365に関する、よくある質問をまとめました。

機種はどう選べばいい?

明京のリブーターやスケジューラーは、対象とする機器やニーズに応じて豊富な種類を用意しています。基本的には設置スペースや用途・予算に合わせて選んでいただく形にはなりますが、自社にはどの種類がよいのか分からない場合は、気軽にお問い合わせください。無償貸し出しも受け付けているので、実際に使ってみてから本格的な導入を決めることも可能です。

→ 機種選定のための代表的なポイントはこちらから

他のメーカーのリブーターとどう違う?

リブーターやスケジューラーのような電源制御装置を開発・販売している企業は、明京電機の他にもあります。自動で電源制御ができるという基本的な機能について、提供元によってそれほど大きな違いはありません。

ただ実際の導入に当たっては、リブーターそのものの安定性にも目を向ける必要があります。リブーター自体がフリーズしてしまうと、適切なタイミングでの電源制御ができなくなってしまいます。

明京電機のリブーターは、お客様の自社のシステムにリブーターを組み込む前の検証で、フリーズしにくいリブーターとして25年以上にわたって評価されてきました。機器そのものの安定性は、明京製品の大きな強みです。

設定やバージョンアップは面倒?

リブーターをはじめとした明京製品には、基本的に対象の機器や用途に合わせた設定や、定期的なバージョンアップが必要です。もし難しい・面倒だと感じた場合は、お気軽にご相談ください。対象機器であれば、電源管理クラウド365を活用して複数台を一括バージョンアップすることも可能です。

電源管理の課題に関する問い合わせは明京へ

企業の機器の電源管理に関する課題は、明京電機のリブーター・スケジューラーをはじめとした製品や、電源管理クラウド365の活用で効果的に解決できます。

ネットワーク電源制御のリーディングカンパニーとして幅広い業界をサポートしてきた明京電機では、いつでもお客様をサポートできる体制を用意しています。具体的な課題や用途から選ぶべき製品が分からない、実際に使ってみて判断したいという場合は、ぜひお問い合わせください。

とりあえず問い合わせてみる

「電源管理クラウド365」無料プレゼントキャンペーン開催中!

期間内に「WATCH BOOT nino RPC-M2CS」をご購入いただいた法人様を対象に、「リブーター保守5年」(後出しセンドバック保守、非売品)および「電源管理クラウド365」の5年間利用パスコードを無料でプレゼントします。

購入対象期間:2024年4月15日から2024年6月30日まで

応募期間:2024年4月15日から2024年7月12日まで

応募方法や注意事項は、キャンペーンページをご確認ください。

明京製品を初めてご利用になる方や、リブーターを大量に必要とされる方にとって、このキャンペーンは絶好の機会です。ぜひこの機会にご検討ください。

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