明京リブーター教室 応用編 | Wake on LanでPCを遠隔起動する方法
明京電機のリブーターの設定方法などをご案内するコラム記事です。
今回は応用編。
リブーターを利用してPCやサーバの起動/再起動を行いたいお客様向けの記事です。
PC側とリブーター側の双方にWake on Lan機能を設定する方法をご案内します。
はじめに
リブーターの初期設定は済ませておき、設定画面が開けるようにしておいてください。(詳しくは「導入編」で)
リブーター側だけでなくPCやサーバ側もWake on Lan機能 (以下、WoL機能) に対応している必要がありますのでご注意ください。
Step1. PCのWoL機能を設定する [1:10~]
Windows10 PCの場合の一例:(設定は自己責任で行ってください)
1. スタートボタンを右クリックし「デバイスマネージャー」を開く
2. ネットワークアダプタの「プロパティ」を開く
3. WoL機能を「有効」にする
Step2. PCのMACアドレスを確認 [2:26~]
1. スタートボタンを右クリックし「ネットワーク接続」を開く
2. 「接続プロパティの変更」を開く
3. 「物理アドレス (MAC)」の右にある文字列 (MACアドレス) をコピーする
Step3. リブーターのWoL機能を設定する [3:01~]
1. 設定画面を開き「システム設定/詳細設定」を開く
2. 「アウトレット連動送信 Wake On Lan」欄に、Step2で得たMACアドレスを貼り付ける。
※MACアドレスのフォーマットの違いに注意。Windows10では「ハイフン」区切りだが、リブーターは「コロン」区切りで設定する。
実演:スマホからメールを送信して、PCを遠隔起動させる[4:36~]
※メール制御の設定方法は他コラムを参照。
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