明京電機リブーターの強みとは?「ルーターのフリーズ対策」編
ルーターのフリーズ対策として、リブーターの導入を検討している方は多いでしょう。
明京電機のリブーターは、他社製品と比べてどのような強みがあるのでしょうか。
本記事では、明京電機リブーターの優れた特徴を詳しくご紹介します。
1. 調子が悪い状態の検知
IT機器は、完全にフリーズしていなくても調子が悪くなることがあります。例えば、Pingの結果が「〇〇〇〇××××××」のように続く場合は比較的分かりやすいですが、実際には「〇〇××〇×〇×××」のようにランダムに応答がないことがあります。
安価な製品では「連続〇〇回以上NGの場合に再起動」といった単純な設定しかできない場合があります。その場合、完全にフリーズした状態は検知できますが、調子が悪い状態を検知することができず、「WEBアクセスできない」といった問題が生じてしまうことになるので注意が必要です。
明京電機のリブーターは、Ping監視機能において「送信」と「無答」の設定を行うことで、正常と異常の線引きを柔軟に設定できます。例えば、[送信]=10 [無答]=6と設定すると、直近10回のPing送信のうち6回以上応答がない場合に異常と判断し、ルーターを再起動させます。これにより、微妙な不調も確実に検知することが可能です。
2. 監視先を外部に設定できる事と、複数の監視先を設定できる事
ルーターのフリーズを検知するためには、監視先を外部に設定することが重要です。これは、ルーターのフリーズは多くの場合、外部ネットワーク(グローバル側)の接続に問題が生じることによって引き起こされるためです。もし監視先を内部ネットワーク(ローカル側)に設定してしまうと、内部ネットワークの問題は検知できても、外部ネットワークの問題は検知できません。
安価な製品では、監視先を外部に設定できるものの「監視先をドメイン (〇〇.com) ではなくIPアドレス (111.222.33.44) しか指定できない」場合があります。外部サーバーのドメインが変更になることは滅多にありませんが、グローバルIPアドレスは変わることが少なくありません。そのため、監視先を外部に設定する際には、グローバルIPアドレスが変わらないサーバーを指定する必要があります。
また、安価な製品では、監視先を外部に設定できても「監視先が1か所しか設定できない」場合があります。この場合、ルーターがフリーズした場合だけでなく、監視先のサーバーや監視先のサーバーへの経路がダウンした場合にもルーターを再起動させてしまうことになります。
明京電機のリブーターでは、Ping監視の監視先をドメインでも指定できるだけでなく、複数箇所(1アウトレット当たり最大4箇所)設定することができます。これにより、監視先のすべてからのPing応答が無くなった場合にのみ、ルーターを再起動させることができます。この機能により、特定の監視先が一時的にダウンしても、他の監視先が正常であればルーターの不必要な再起動を防ぐことができます。
ルーターのフリーズ対策で考慮すべき点と、明京電機のPing監視の設定のコツに関しては、コラム「フリーズ対策になるPING監視設定のコツをまとめました|開発部レポート3」にまとめました。ルーターのフリーズ対策を検討されている際には、ご購入前に是非ご一読ください。
3. リブーター自身のフリーズ対策
フリーズの要因には、電気的なノイズ、停電による電源再起動、回線工事後の再接続などが含まれます。これらの要因によりリブーターがフリーズしてしまうと、本来の目的を果たせません。明京電機のリブーターは、こうした要因に対しても高い安定性を持ち、いざという時にも確実に動作します。長年の実績に基づく信頼性が強みです。
4. 実際のユーザー評価
実際に検証いただいたお客様からは「明京製品は本当にフリーズしない」との評価をいただいております。現在、無償貸出も実施しておりますので、是非ご検証いただければ幸いです。
リブーターがフリーズしにくい理由については、下記のFAQで説明されています。
<[保守]リブーターはフリーズしないのですか?>
まとめ
明京電機のリブーターは、調子が悪い状態を確実に検知できる柔軟な設定、複数の監視先設定機能、そして自身のフリーズ対策により、高い信頼性を持っています。他社製品と比較しても、このような特徴が際立っており、多くのユーザーから高評価を得ています。ルーターのフリーズ対策として、明京電機のリブーターを是非ご検討ください。