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- よくある質問
保守や安全
お客様から良く尋ねられる質問を紹介しています。なお各機種の機能については2014年3月時点での最新バージョンでのご利用を前提に記しています。
- [保守]無償保障は何年間ですか?
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ご購入後1年間は無償保障です。 ユーザ登録すると無償保障期間を1年延長してご購入から2年間無償保障となります。
ただし,製品同梱のセットアップガイド兼保証書 裏面「保証書」に記載されている「保証規定」が遵守されていることが前提となります。規定が守られずに故障した場合は有償修理とさせていただきますので,ご了承ください。
- [保守]保守パックはありますか?
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有償にて3~6年の先出しセンドバックでの保守パックをご用意しています。
リブーターの場合はこちら。
スケジューラーはこちら。
POSEシリーズはこちら。
- [保守]オンサイト保守はありますか?
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基本的に、ご用意していません。
- [修理]修理はどのように依頼するのですか?
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故障内容等を「修理依頼書」へご記入いただき、該当機器と共に弊社までお送りください。
お送り先
〒114-0012
東京都北区田端新町1-1-14 東京フェライトビル3F
明京電機株式会社 カスタマーサポート課
電話番号 03(3810)5580
到着後、約1~2週間程度で検査して、お見積もりを致します。修理のご依頼を受けた後、数日で修理返送いたします。送料はいずれも発送元負担です。修理費用は、部品代と作業料金(調査費用含む)の合計となり機種や程度にもよりますが、概ね2~3万円程度を目安にお考え下さい。なお、部品や基板などの交換作業を行った場合、もとの部品や基板などは基本的には弊社にて処分させていただきます。
お見積りのみの場合、調査費用として3,000円(税別)がかかります。
修理依頼書(PDF)
修理依頼書(.xlsx)
- [修理]どのような場合は故障と判断できますか?
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運用モードで本体に電源を入れた後、PILOT-LEDが点灯しない場合は故障の可能性があります。
また運用モードで本体に電源を入れた後、LINK-LEDが点灯しない場合も故障の可能性があります。
- [保守]電池など消耗品はありますか?
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スケジューラーおよびPOSEには消耗品(電池)があります。環境によりますが電池は10年ほど利用できるものを選定していますので、製品利用中の交換は不要です。もしも、何らかの理由により電池が切れた場合は、停電等電源が切れた後次の時間取得(NTPサーバーかPCによる時刻設定)するまでスケジュール動作ができなくなります。その場合は、弊社にお送りください。料金は、10,000円(税別)です。なお、電源リレーの耐久寿命は約10万回です。
- [保守]バージョンアップは自分でできますか?
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一部の製品を除きお客様にてバージョンアップが行えます。バージョンアップ発表後、弊社サポートページでご提供する予定です。
- [保守]バージョンの確認方法を教えてください。
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ブラウザ接続の場合は、システム情報のページをご確認ください。コマンドで確認する場合は、「VER」コマンドで確認できます。
- [保守]バージョンアップの方法を教えてください。
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機種により方法が異なります。
(1)RPC-MxxS,RSC-MTxxS(末尾にSがつくRPC,RSCシリーズ)
[a]オンラインバージョンアップ
[b]ローカルファイルによるバージョンアップ
の2種類があります。
[a]→「システム設定-詳細設定-ファームウェア更新-オンラインアップデート」で実行できます。(M2CS,M5CSは「システム情報-ファームウェア更新-オンライン自動アップデート」)LAN接続されている状態でリブーター,スケジューラーから実行すると,明京サーバーから自動的にその機種に対応するバージョンアップファイルを取得しアップデートを実行します。正常に完了したことが画面に表示された後,CPUリセットをすれば,使用可能になります。
[b]→このHPの「ソフトウェアダウンロード」ページ,「アップデート(ファームウェア&ソフトウェア)」セクションからvupファイルをPCにダウンロードします。リブーター,スケジューラーにWEBでアクセスし「システム設定-詳細設定-ファームウェア更新-ローカルファイルの選択」(M2CS,M5CSは「システム情報-ファームウェア更新-ローカルファイルの選択」)から,そのvupファイルを選択するとアップデートを実行します。正常に完了したことが画面に表示された後,CPUリセットをすれば,使用可能になります。
(2)SE10-8A7B1[POSE],RPC-Mxx,RSC-MTxx(末尾にSがつかないRPC,RSCシリーズ)
専用のソフトウェアを使用して簡単に行えます。「ソフトウェアダウンロード」ページからファイルとソフトをダウンロードして,LAN経由で行います。
※バージョンアップが正常に完了するまで,絶対に初期化なさらないでください。
- [安全]国外でも利用できますか?
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基本的には日本国内での利用に限ります。
- [保守]MTBF値はいくつですか?
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MTBF値は、「RCR-9102(B)」に準拠した部品点数法によるものです。
これらの値は、故障しない時間を保証するものではありません。
RPC-M2CS 12.3(年)
RPC-M5CS 10.2(年)
RPC-M5C-EA 9.8(年)
RPC-M4LS 9.1(年)
RSC-MT4HS 8.1(年)
RSC-MT8FS 7.5(年)
PoE8M2 12.3(年)
SE10-8A7B1 7.4(年)
SE10-B1 15.0(年)
RPC-5NC 12.8(年)
RPC-5NCSi 12.8(年)
- [保守]故障した場合は電源リレーはどうなりますか?
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故障箇所に依存します。
ヒューズ切れなど製品への供給電源が断たれた場合、またレギュレーターが故障した場合、リレーはOFFします。一方、通信部分の回路が故障した場合は、リレーには影響を与えません。リレー自身が故障した場合は、ON、OFFいずれの状態もありえます。
- [保守]サージなど電気的な保護はどうなっていますか?
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リブーター、スケジューラー共にサージアブソーバがライン間、対地間に入っています。
使用しているサージアブソーバー動作電圧
ライン間:500V 、対地間:2,400V
- [安全]RoHS指令への対応はどうなっていますか?
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全機種、RoHS指令に対応しています。
- [保守]リブーターはフリーズしないのですか?
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基本的にフリーズしません。
過去20年以上にわたり、フリーズによるトラブルはほぼありません。フリーズが極めて少ない理由のひとつは、シンプルな小型のOSを開発し、TCP/IPプロトコルスタックを含めてフリーズし難い設計を行っているためです。また不測の事態に対処するよう、ウオッチドックが働いています。ウオッチドックで内部リセットが発生しても、電源状態には影響を与えない設計になっています。また、徹底したノイズ対策を施し、外来ノイズによるフリーズが発生しないよう設計されています。
- [仕様]通信で電源制御を行う場合に注意すべき点がありますか?
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電源を制御する際に生じる電気的なノイズにより、一時的にリンクがダウンすることがあります。1秒ほどでリンクアップしますが、その間、通信が途絶えてしまいます。
通常、通信の再送機能によりコマンドは実行されますが、連続した制御の場合、相応しい間隔をあけるとか、ON遅延やOFF遅延時間を利用することも安定的な制御を行う上で助けになります。