●フリーズした機器を自動リブート
TIMEBOOT mini(RSC-MT4HS)は、ICMPパケットに対する応答により機器の死活を監視し、未応答が続いた場合に、機器をフリーズと判断して電源出力をOFF/ONし機器を自動リブートします。WOLにも対応していますので、PCやサーバーの起動にも使えます。監視するIPアドレスはアウトレット毎に4個所まで設定できます。ルーターを監視する場合、LAN側とWAN側の複数の機器を監視する事で、フリーズを確実に検出しリブートを実行することが出来ます。またサーバがフリーズした場合、PINGは通るもののFTPやメール或いはWEBが反応しない時があります。TIMEBOOT mini(RSC-MT4HS)は、メールサーバ死活監視機能があるため、より的確な判断ができます。メールサーバへの応答が所定回数ない時、フリーズと判断して電源リブートすることができます。
設定方法はとても簡単です。
PINGの監視先を設定し、何回送信して、その内何回無応答の場合、どのような動作(リブート等)をさせるかを選択するだけです。お客様のネットワークに応じて自由に設定をすることが出来ます。
●スマホでも制御可能
PCだけでなくスマホからでも簡単に設定できるようになりました。より使いやすくなったTIMEBOOT(RSC-MT4HS)を是非お試しください。
●メールによる通知と電源制御機能
異常発生や電源状態変化時に最大8箇所へE-mailを送信して状態を通知することができます。また、E-mailを利用してログインしコマンドを実行することもできるので、モバイル環境からの機器の電源制御が可能になります。
●ネットワークからの電源制御とスケジュール制御
TIMEBOOT(RSC-MT4HS)はLAN経由で各種設定や電源制御ができます。 WEBによる制御に加えて、SSHやTELNETによるコマンドライン制御も可能です。 また、時計と電池を内蔵していますから、1週間程度の停電があったも時刻を保持 して、年間スケジュールを実施します。電源ON時にはWOL用のマジックパケットを 送出し、電源OFF時には、シャットダウンスクリプトを実行しますので、サーバー の遠隔起動終了、あるいはスケジュールによる起動終了が可能になります。
●スケジュール管理機能
20個のスケジュールパターンを年間カレンダーに設定することで、1年間のスケジュールを分単位で設定することができます。スケジュールパターンは、1日ごとに作成し、24時間のON/OFFを分単位で決定します。例えばAパターンは8時35分~17時40分までON、それ以外はOFF、Bパターンは8時00分~12時00分までON、それ以外はOFF、Cパターンは終日OFFといったようにパターンを作成します。このスケジュールパターンを、曜日毎、月日ごとに設定して行き、年間カレンダーを決定します。スケジュールパターンやカレンダー設定は、ブラウザ画面で確認することができます。
※週間指定以外の個別指定スケジュール(特定日)はアウトレット毎に最大20件です。
●スケジュールの登録方法
1.24時間(1日)のスケジュールパターンを1分単位で作成します。
2.休日テーブルを設定します。(一般カレンダーの休日は初期に入っています)
3.スケジュールを設定したいアウトレットを指定します。
4.カレンダーに作成したパターンを配置していきます。
●スイッチ(オプション)による電源制御
オプションのスイッチ(RP-SW001)を使うと、最大4個のコマンドを実行することが出来ます。コマンド間の実行間隔も設定でき、ネットワークの起動順設定や電源のON/OFF反転等。多彩な制御が可能となります。有人であっても、ネットワーク管理者がいない拠点で有効です。
●UPS連携機能
TIMEBOOT mini(RSC-MT4HS)は、UPSと連携する機能を有しています。停電信号を受信したらTIMEBOOT mini(RSC-MT4HS)に接続しているPCやサーバーを正しくシャットダウンさせ、その後UPSに完了を知らせることでUPS自身もシャットダウンし、放電を防止する事が可能です。
(*)UPSメーカーが推奨するRS-232Cケーブルが必要です。
●接点制御も可能
TIMEBOOT mini(RSC-MT4HS)は、入出力各4点の接点制御も可能です。接点入力に連動させて電源や接点出力を制御したり、電源状態に接点出力を連動させることもできます。尚、出力論理の反転や、パルスとレベルの変更も可能です。様々なセンサーやスイッチを組み合わせて電源制御する事で、対応範囲が大幅に広がります。
●温度センサによる温度測定と電源制御
オプションの温度センサ(RP-TS004)を利用することでネットワーク環境の温度を測定することができます。設定されたしきい値に基づき、温度の状態を正常、注意、警報と判断します。状態に合わせて電源を制御することもできます。異常時、E-MAILでメール通知も可能です。ネットワーク稼働監視ソフト(RPC-EYE v4)を利用することにより記録やグラフ表示も可能になります。
●ネットワーク稼働監視ソフトを利用することにより拠点内でのネットワーク状況を把握できます
RPC・RSCシリーズが拠点で監視している情報を受信しますから、拠点のLAN状態を把握できます。 RPC・RSCシリーズで自動リブートした回数が送信されますから、ルーターや回線の不調を把握できます。
拠点IPアドレスが固定IPでなくても(動的アドレス)接続が可能です。
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