アウトレットに照明などをつなぎ、監視カメラの接点出力とSE10-B1の入力を接続します。
カメラの画像を見ながら接点を制御することで遠隔電源制御(照明ON/OFF)が可能になります。
またセンサーとも接続すると監視カメラの接点出力との組合せによる遠隔電源制御も可能になります。
このように新たにネットワーク機器を追加しなくても、IPカメラとその接点機能を活かし簡単に遠隔電源制御を行うことができます。
アウトレットに警告灯をつなぎ接点1にセンサー、接点2にスイッチを接続します。
スイッチがONの時だけセンサー動作を有効とする事で動作そのもののON/OFF制御が可能になります。
スイッチをOFFすると設定されていた電源制御をON(或いはOFF)する事もできます。
このように警告灯とセンサーを組み合わせた「監視警報システム」を簡単に構築することができます。
こちらはPC・タブレット等の輪番充電での事例。
最近の学校等の教育現場では、急速にIT化が進んでいます。PC・タブレットを使用し様々な形式で授業が行われ始めています。しかし問題は充電。各教室に配置してある壁コンセントの容量は概ね10~15Aです。生徒全員の端末を一度に充電するには容量が足りません。また授業と授業の間に充電しないと、電源が持たないケースもあります。壁コンセントに見合った数の端末だけ一度に充電できるのはわずか数台です。
そこで接点出力を備えたタイマーとBEADSを組合せる事で、多くの機器に順番に通電ができる輪番充電が可能になります。
タイマーには1時間等任意の時間を設定、そしてその接点出力を各BEADSに接続します。BEADSは2つの接点入力があるので、もう一つはメインスイッチに配線。こうすることで、メインスイッチがONの時だけ、タイマーに設定した時間毎にそれぞれのBEADSに通電され充電が開始。壁コンセントも容量を超えることもなく順次充電を完了することができます。
BEADSの使い方はとても簡単。
ディップスイッチでモードを設定し、接点信号線を接続するだけ。最後に制御対象の機器の電源をSE10-B1から取ります。SE10-B1は、接点状態により、ディップスイッチで設定した電源とブザーの動作を自動的に行います。
<ディップスイッチの設定>
1~4 パターン設定
5 (未使用)
6 モード設定(OFF:基本モード、ON応用モード)
7 ブザー音設定(OFF:有効、ON:無効)
8 工場テストモード動作
まずディップスイッチ6を使って動作モードを設定します。
基本モードは、電源やブザー音のONパターンが決められており、接点側でON時間等の管理を行う必要がありません。接点入力のパターンに従って予め決められた電源とブザーが動作を行います。この基本モードには10種類の動作パターンが準備されています。
応用モードは、16種類の動作パターンが準備されており、接点の状態により電源とブザーのON/OFF動作を行います。
<基本モード例:ディップスイッチ=0 1 1 0>
接点1 接点2
OFF OFF 電源OFF
OFF ON 2秒間電源ON
ON OFF 5秒間電源ON
ON ON 8秒間電源ON
<応用モード例:ディップスイッチ=0 0 0 1>
接点1 接点2
OFF OFF 電源OFF
OFF ON 電源ON
ON OFF 電源ON
ON ON 電源ON
このように単純な仕組みで誰でも簡単に電源制御が実現できます。
日々必要性が高まっているセキュリティ現場におきまして、このSE10-B1を組み込んではいかがでしょうか。
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