●従来機(RSC-MT8F)からの変更点
・本体電源ON/OFFを行うマスタースイッチ搭載(PSE対応)
・危険な利用を防止する初期警告表示(PSE対応)
・2台を繋ぎ合計16アウトレットの制御を行うデイジーチェーン機能追加
・ハートビート監視機能追加
・メールによるアライブ通知機能追加
・通知メールへのCC送信、BCC送信対応
・TELNETログインのセキュリティ強化
・多重ログインによる誤操作防止(多重ログインの禁止、PSE対応)
・Web操作によるバージョンアップ機能
・自動ログイン機能の削除(PSE対応)
・SNMPのSETリクエストによる電源制御機能削除(PSE対応)
●電源/接点制御機能
TIME BOOT(RSC-MT8FS)は、8系統のAC100Vアウトレットと、各1系統の無電圧接点入出力端子を有しています。WEBやTELNET、SSH(OPEN SSH Ver.5.1p1)を利用して、アウトレットや接点出力を個別に遠隔制御可能です。
例えば、電源をOFFさせた後、電源をONさせるリブート命令を利用すれば遠隔リブートも簡単に行えます。 各アウトレット毎にON遅延、OFF遅延、リブート遅延を設定可能。最大制御 容量1500(W)。シャットダウンスクリプトを利用する事により、PCやサーバーのOSシャットダウンを行わせ、安全に電源OFFが可能です。
その他、接点入力に連動させて電源や接点出力を制御したり、電源状態に接点出力を連動させることもできます。尚、出力論理の反転や、パルスとレベルの変更も可能です。様々なセンサーやスイッチを組み合わせて電源制御する事が出来ますので、ご活用頂けるシーンが大幅に広がります。
●フリーズした機器を自動リブート
タイムブートはICMPパケットに対する応答により機器の死活を監視し、未応答が続いた場合に、機器をフリーズと判断して電源出力をOFF/ONし機器を自動リブートします。WOL機能に対応しているのでパソコンの再起動にも利用可能。監視するIPアドレスはアウトレット毎に4カ所まで設定可能です。その為、現地への駆けつけ作業が無くなったり、迅速に復旧させたりといった、効率の良い保守が可能になり、ネットワークシステムが安定します。
●デイジーチェーン機能
本装置2台をシリアルケーブルで接続し,合計16アウトレットに対して電源制御のコマンドの発信,ステータス受信を行うことができます。
《デイジーチェーン機能を使用する際は,もう1台のRSC-MT8FSとシリアルケーブル1本が必要です。》
●スマホでも制御可能
PCだけでなくスマホからでも簡単に設定できるようになりました。より使いやすくなったTIMEBOOT(RSC-MT8FS)を是非お試しください。
●メールによる通知と電源制御機能
異常発生や電源状態変化時に最大8箇所へE-mailを送信して状態を通知することができます。平常運転時には、正常に稼働している事を定期的にE-Mailにてお知らせするアライブ通知機能も有しています。
また、TIME BOOTへ設定したメールアドレスに対してE-Mailをを送信するだけで遠隔電源制御が可能です。その為、現地のルーター等に対し複雑な設定等をする事なく、モバイル環境からでも容易に遠隔電源制御を実行する事が出来ます。
●スケジュール管理機能
20個のスケジュールパターンを年間カレンダーに設定する事で、年間の電源スケジュールを分単位で設定する事が出来ます。スケジュールパターンは1日毎に作成し、24時間のON/OFFを分単位で決定します。例えばAパターンは8時35分~17時40分までONそれ以外はOFF、Bパターンは8時00分~12時00分までONそれ以外はOFF、Cパターンは終日OFFといった様にパターンを作成します。このスケジュールパターンを、曜日毎、月日毎に設定して、年間カレンダーを決定します。スケジュールパターンやカレンダー設定は、ブラウザ画面で確認する事が出来ます
。
※週間指定以外の個別指定スケジュール(特定日)はアウトレット毎に最大20件です。
●スケジュールの登録方法
1.24時間(1日)のスケジュールパターンを1分単位で制作します。
2.休日テーブルを設定します。(一般カレンダーの休日は初期に入っています)
3.スケジュールを設定したいアウトレットを指定します。
4.カレンダーに制作したパターンを配置していきます。
また、時計と電池を内蔵していますから、1週間程度の停電があったも時刻を保持 して、年間スケジュールを実施します。電源ON時にはWOL用のマジックパケットを 送出し、電源OFF時には、シャットダウンスクリプトを実行しますので、サーバー の遠隔起動終了、あるいはスケジュールによる起動終了が可能になります。
●ネットワーク稼働監視ソフト(RPC-EYEv3)を利用する事により拠点内でのネットワーク状況を把握出来ます。
ネットワーク稼働監視ソフトが、リブーターやスケジュラーが拠点で監視している情報通知パケットを受信しますから、拠点のLAN状態を把握出来ます。 TIME BOOTより自動リブートした回数が送信されますから、ルーターや回線の不調を把握できます。
また、各拠点のIPアドレスが動的アドレスであっても、TIME BOOTの情報通知パケットには現在のグローバルアドレス情報が含まれております。その為、VPNの構築や、固定IPアドレスサービス、DDNSサービスを利用せずとも遠隔接続が可能です。
●温度センサによる温度測定と電源制御
オプションの温度センサ(RP-TS003)を利用することでネットワーク環境の温度を測定することができます。設定された閾値に基づき、温度の状態を正常、注意、警報と判断します。状態に合わせて電源を制御する事も出来ます。異常時、E-MAILやSNMP TRAPでの通知も可能です。ネットワーク稼働監視ソフト(RPC-EYE v3)を利用することにより記録やグラフ表示も可能になります。
〒114-0012 東京都北区田端新町1-1-14 東京フェライトビル
電話番号: 03-3810-5580(代)