ルータの電源をリブーター(上図では、RPC-M2C)から取ります。管理社は、保守会社から依頼を受け、管理PCからリブーターでルータの電源をONにします。その後、保守会社はイントラネットにアクセスしメンテナンスを実施します。メンテナンス終了後は、管理者がルータの電源をOFFします。また、リブーター本体の電源が停電などでOFF/ONして再起動した場合は、アウトレット出力が常にOFFとなるよう設定しておきます。
導入効果
ルータの電源を管理することで、外部との接続を物理的に遮断しますので、外部との接触を必要最低限に抑えることができます。これにより、不要なセキュリティ脅威を省くことができます。事例は、外部からの接続要求の例でしたが、逆に、内部からの接続要求に対しても利用することができます。ISPであれば、サーバーが感染した時に、不適切な通信を外部に行わないようルータの電源を緊急切断することに利用できますし、官公庁システムであれば、端末を外部に接続するときは、HUBの電源をOFFすることで、必ずイントラネットと物理的に遮断し、機密性の高いデータの漏洩を防ぐことに利用できます。
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