課題: 無人運用施設での課題は死活監視
資源回収システムの無人施設型システム『eポスト』において、一番の課題は死活管理でした。
これまで他社システムで運用されていた際には、設置した店舗側で対応されていました。ご利用者様から使用できないとご連絡を受けると遠隔で確認、また遠隔で入れない場合には、現地まで訪問し復旧作業という対応を取られていました。そこで平林金属様では運用を見直しされ、独自にシステムおよびハードを開発、機器選定を一から行うことになりました。安心できる国内メーカーを優先的に検討・選定、動作検証を重ねていただき、最終的にサイネージリブーターを採用いただきました。
導入の決め手: CPU稼働監視ソフト『MRC HB Ver2.0』とハートビート監視
これまでの死活監視においてよくある事象は、PCのフリーズ、またシステムが何らかの原因で落ちていたことが大半でした。サイネージリブーターにおける、独自のCPU解析アルゴリズムによる稼働監視とハートビート監視により、アプリケーション部分のシステム監視が可能な事で、上記事象、キオスク端末のタッチパネルPC画面がフリーズしているかどうか、判断できないケースにも対応できています。また、異常発見時と復旧時にメールによる通知により現場の状況を把握、携帯メール機能を使用した遠隔制御によりリブート可能なところも採用した理由とのことです。
導入効果: 危機管理強化、サービス安定
導入後から1年以上(『eポスト』サービスイン2020年9月)経過してますが、店舗、ご利用者様からシステムが稼働していないといった連絡は1本も頂いていないようです。またキオスク端末のPCのリブート時は、指定したメールアドレスに通知メールが入りますが、運用してからは点検時の際の通知のほか数件確認しており、トラブルを回避できていると実感している、とのお言葉もいただいております。システムの安定運用に欠かせない監視と復旧作業を自動化でき、早急な機器の動作不都合に備える危機管理強化を実現し、安定してサービスをご提供いただいております。
平林金属株式会社 様
導入施設:
1)『eポスト』 無人施設型資源回収システム端末
2)『えこ便』 ポイントチャージ&ペイ端末(保有ポイントがマイナスになった場合の決済端末)
〒114-0012 東京都北区田端新町1-1-14 東京フェライトビル
電話番号: 03-3810-5580(代)