■ 妨害電波モニタリング装置に組み込まれている各機器の遠隔電源管理
・死活監視によるシステムダウンタイム削減・温度監視による冷却システム稼働
装置に組み込まれている受信機などの電源ON/OFFや通信機器のフリーズ対策、屋外に設置するために装置自体の暑さ対策も必須となっていました。これら課題を解決するためWATCH BOOT L-zero RPC-M4LS(オプション:温度センサー組合せ)を導入頂きました。
接続機器構成:スペアナ(スペクトラムアナライザー)・受信機(電波モニタリング用広帯域デジタル受信機)・ハブ・ファン
1) ラック内機器の電源制御
管理場所からWEBでRPC-M4LSにアクセスし、遠隔で接続機器(スペアナ・受信機・ハブ)の電源を制御し、起動・停止させる電源管理用途。
2) 死活監視によるシステム自動復旧
通信に必要なハブにPING監視で早期に通信異常を見つけ電源をOFF/ONし自動復旧させる。
3) 温度監視による冷却システム稼働
直射日光を受けた際に筐体内部の温度が50℃を超えることもあるため、温度センサーで監視、筐体内が一定温度以上になるとファンの電源を自動で起動し稼働させる。また、一定の温度以下になった場合には、ファンを自動的に停止させる。
今回リブーターを活用頂いたことにより、妨害電波モニタリング装置の安定運用に役立てて頂きました。機器の電源管理が容易になったこと、またシステムのダウンタイム削減に寄与でき、安定的なイベント運営に繋げて頂いております。
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